ボウリング用リストサポーター:種類と役立つ場面

ラップタイプ、ポジショナー、調整式ブレース、サポート付きグローブ。ボウリング用リストサポーターの種類ごとの役割と、役立つ場合、なくてもよい場合をご紹介します。

Giampiero Sirianni
ボールリターンのボールの横に置かれた2つのボウリンググローブ。片方は金属製のリストサポート付き。奥のレーンにボウラー

ボウリング用リストサポーターの役割

ボウリング用リストサポーターは投げる手に着けるもので、スイングとリリースの間、手首を安定させます。リリース時の手首の角度は、ボールが手から離れる瞬間や回転の量に影響します。リストサポーターはその角度を保ち、一投ごとに手が同じ動きをするように設計されています。必要かどうかは、手首の状態とプレースタイルによります。手首が安定していれば、サポーターなしでも問題なく投げられます。

アプローチにひざをつき、黒いリストサポーターを装着するボウラー
リストサポーターは投球する手に着け、スイングとリリースの間の手首を安定させます。

手首の角度の違いが投球にどう影響するかは、ボウリングの手首の角度についての記事で解説しています。

ボウリング用リストサポーターの種類

プロショップやボウリング用品店では、リストサポーターがいくつかのタイプに分けて販売されています。Brunswick、KR Strikeforce、Mongoose、Robby's、Stormなどのブランドが製造しています。

ラップタイプとシンプルなサポーター

ネオプレン製などのラップタイプや、面ファスナーで留めるシンプルなサポーターは、手首と手の甲を包むように着けます。手首を一定の角度に固定せずに支え、指は自由に動かせます。

リストポジショナー

ポジショナーは手首を決まった角度に保ちます。多くはアルミ製などの硬いフレームを備え、手首をどれだけ内側に曲げるか(カップ)、どれだけ横に傾けるかを複数の段階で設定できます。ロック機構が選んだ設定を保持します。

調整式リストブレース

パッドと調整機構を組み合わせ、着けたまま設定を変えられるブレースもあります。メーカーは、これらの設定によって回転数、軸回転、軸の傾きに影響を与えられると説明しています。

サポート付きグローブ

ボウリンググローブにサポーターを組み込んだタイプです。グローブ単体が役立つのはどんな場合かは、記事ボウリンググローブは必要かで解説しています。

リストライナー

ライナーはサポーターの下に着ける薄い筒状のもので、綿製が多く見られます。汗を吸収し、肌のこすれを防ぎ、サポーターを長持ちさせます。

右手用と左手用

ほとんどのリストサポーターは片方の手専用に作られており、右手用と左手用が用意されています。投げる手に合ったほうを選んでください。

リストサポーターが役立つ場合

  • 手首が不安定な場合:スイング中にボールの重さで手首が後ろに折れてしまうなら、サポーターが手首の角度を保つのに役立ちます。
  • リリースを安定させたい場合:ポジショナーは選んだ手首の角度を保つため、一投ごとに角度が変わりません。
  • 長時間のプレー:長い練習や大会では、サポーターが手首の負担を軽くすることがあります。
  • けがの後:手や手首をけがした後は、ボウリングをしてよいか、どのサポーターを使うべきかを医師に相談してください。

サポーターがなくてもよい場合

どんなサポーターも、リリースの感覚を変えます。すでに手首が安定し、リリースも一定しているなら、サポーターは不要な要素を一つ増やすことになります。締め付けが強すぎる、血行を妨げる、スイング中にずれるといったサポーターは、調整するか交換しましょう。

リストサポーターの選び方

  • まず課題から考える:手首が後ろに折れるだけなら、シンプルなサポーターで十分な場合があります。手首の角度を細かく設定したいなら、ポジショナーや調整式ブレースが適しています。
  • フィット感を確認する:サイズはブランドによって異なるため、各メーカーのサイズ表を参考にしてください。サポーターは血行や動きを妨げずに、しっかりと固定されるものを選びます。
  • 自分のボールで試す:できれば、決める前にサポーターを着けて何投か投げてみましょう。
  • 設定は相談する:調整式のモデルには複数の設定があります。プロショップやコーチに相談すれば、ご自身のリリースに合った設定を見つけやすくなります。迷ったときは、まずリリースを動画で撮ってもらうとよいでしょう。
木製ベンチに置かれたボウリングバッグ、黒のリストサポーター、小物
手首が後ろに折れるだけなら、シンプルなサポーターで十分な場合があります。

まとめ

ボウリング用リストサポーターは、特定の課題に対する解決策です。後ろに折れる手首、安定しないリリース、長時間のプレーによる負担などです。シンプルなサポーターは手首を安定させ、ポジショナーや調整式ブレースは決めた角度を保ち、サポート付きグローブはサポーターとグローブを一体にしたものです。どの課題にも当てはまらなければ、サポーターは必要ありません。

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