ボウリング用リストサポーター:種類と役立つ場面
ラップタイプ、ポジショナー、調整式ブレース、サポート付きグローブ。ボウリング用リストサポーターの種類ごとの役割と、役立つ場合、なくてもよい場合をご紹介します。
ボウリング用リストサポーターの役割
ボウリング用リストサポーターは投げる手に着けるもので、スイングとリリースの間、手首を安定させます。リリース時の手首の角度は、ボールが手から離れる瞬間や回転の量に影響します。リストサポーターはその角度を保ち、一投ごとに手が同じ動きをするように設計されています。必要かどうかは、手首の状態とプレースタイルによります。手首が安定していれば、サポーターなしでも問題なく投げられます。

手首の角度の違いが投球にどう影響するかは、ボウリングの手首の角度についての記事で解説しています。
ボウリング用リストサポーターの種類
プロショップやボウリング用品店では、リストサポーターがいくつかのタイプに分けて販売されています。Brunswick、KR Strikeforce、Mongoose、Robby's、Stormなどのブランドが製造しています。
ラップタイプとシンプルなサポーター
ネオプレン製などのラップタイプや、面ファスナーで留めるシンプルなサポーターは、手首と手の甲を包むように着けます。手首を一定の角度に固定せずに支え、指は自由に動かせます。
リストポジショナー
ポジショナーは手首を決まった角度に保ちます。多くはアルミ製などの硬いフレームを備え、手首をどれだけ内側に曲げるか(カップ)、どれだけ横に傾けるかを複数の段階で設定できます。ロック機構が選んだ設定を保持します。
調整式リストブレース
パッドと調整機構を組み合わせ、着けたまま設定を変えられるブレースもあります。メーカーは、これらの設定によって回転数、軸回転、軸の傾きに影響を与えられると説明しています。
サポート付きグローブ
ボウリンググローブにサポーターを組み込んだタイプです。グローブ単体が役立つのはどんな場合かは、記事ボウリンググローブは必要かで解説しています。
リストライナー
ライナーはサポーターの下に着ける薄い筒状のもので、綿製が多く見られます。汗を吸収し、肌のこすれを防ぎ、サポーターを長持ちさせます。
右手用と左手用
ほとんどのリストサポーターは片方の手専用に作られており、右手用と左手用が用意されています。投げる手に合ったほうを選んでください。
リストサポーターが役立つ場合
- 手首が不安定な場合:スイング中にボールの重さで手首が後ろに折れてしまうなら、サポーターが手首の角度を保つのに役立ちます。
- リリースを安定させたい場合:ポジショナーは選んだ手首の角度を保つため、一投ごとに角度が変わりません。
- 長時間のプレー:長い練習や大会では、サポーターが手首の負担を軽くすることがあります。
- けがの後:手や手首をけがした後は、ボウリングをしてよいか、どのサポーターを使うべきかを医師に相談してください。
サポーターがなくてもよい場合
どんなサポーターも、リリースの感覚を変えます。すでに手首が安定し、リリースも一定しているなら、サポーターは不要な要素を一つ増やすことになります。締め付けが強すぎる、血行を妨げる、スイング中にずれるといったサポーターは、調整するか交換しましょう。
リストサポーターの選び方
- まず課題から考える:手首が後ろに折れるだけなら、シンプルなサポーターで十分な場合があります。手首の角度を細かく設定したいなら、ポジショナーや調整式ブレースが適しています。
- フィット感を確認する:サイズはブランドによって異なるため、各メーカーのサイズ表を参考にしてください。サポーターは血行や動きを妨げずに、しっかりと固定されるものを選びます。
- 自分のボールで試す:できれば、決める前にサポーターを着けて何投か投げてみましょう。
- 設定は相談する:調整式のモデルには複数の設定があります。プロショップやコーチに相談すれば、ご自身のリリースに合った設定を見つけやすくなります。迷ったときは、まずリリースを動画で撮ってもらうとよいでしょう。

まとめ
ボウリング用リストサポーターは、特定の課題に対する解決策です。後ろに折れる手首、安定しないリリース、長時間のプレーによる負担などです。シンプルなサポーターは手首を安定させ、ポジショナーや調整式ブレースは決めた角度を保ち、サポート付きグローブはサポーターとグローブを一体にしたものです。どの課題にも当てはまらなければ、サポーターは必要ありません。
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