3-6-9スペアシステムの仕組みと使い方

3-6-9スペアシステムでは、ターゲットは変えずに、スタート位置だけを決まった枚数動かします。ピンごとの移動量、それが効く理由、練習方法を解説します。

Giampiero Sirianni
ボウリングレーンのアプローチに立つ、黒いボウリングシューズを履いた足

3-6-9スペアシステムは、スペアをより安定して取るための、もっともシンプルな方法の一つです。残りピンごとに新しいターゲットを探すのではなく、ストライクボールと同じターゲットを使い、アプローチでの立ち位置だけを変えます。残ったピンに応じて、3枚、6枚、または9枚ボードを移動します。

3-6-9スペアシステムとは

3-6-9スペアシステムは、スタート位置の移動量をあらかじめ決めておく方法です。足はスペアと反対方向へ決まった枚数だけ動かし、視線はレーン上のいつものターゲットに置いたままにします。変えるのは一つだけなので、調整を覚えやすく、繰り返しやすいのが特長です。

リリース直後のボウラーの後ろ姿。ボールは1本だけ残ったピンへ向かう
変えるのはスタート位置だけで、レーン上のターゲットはそのままです。

このシステムを使うには、自分のストライクラインを把握し、ボードを数えられる必要があります。スパット、ドット、ボードにまだなじみがない場合は、スパット、ドット、ボードを使った狙い方のガイドから始めてください。

右投げの3-6-9の移動量

いつものストライクの立ち位置から始め、ターゲットは変えません。そのうえで、足を次のように動かします。

  • 3枚:中央に近い2番ピンまたは3番ピン。
  • 6枚:4番ピンまたは6番ピン。
  • 9枚:コーナーピンの7番ピンまたは10番ピン。

移動する方向は、常にスペアと反対側です。ピンが左に残っていれば右へ、右に残っていれば左へ動きます。したがって右投げの場合、7番ピンなら右へ9枚、10番ピンなら左へ9枚移動します。

左投げの方は、このシステムを左右反転して使います。数字は同じで、ピンと方向が入れ替わります。

足の位置を変えると効く理由

別のボードからスタートして同じターゲットの上を転がすと、ボールはレーンを違う角度で横切ります。移動が大きいほど角度の変化も大きくなり、ボールはピンデッキのより外側に到達します。そのため、小さな移動で中央付近のピンを、大きな移動でコーナーピンを狙えるのです。

残りピンごとの角度の考え方は、スペアを取るための重要な角度の記事で解説しています。

数字を微調整する

3-6-9の移動量は出発点です。球速、使うボール、レーンコンディションはいずれも実際のボールの行き先に影響するため、多くのボウラーは数字を自分のプレーに合わせて調整しています。残ったスペア、行った移動、そしてスペアを取れたかどうかを記録しましょう。何回かプレーすれば、自分に合った数字が標準の移動量と違うかどうかがわかります。

スペアにはプラスチックボール

3-6-9スペアシステムは、まっすぐ転がるボールで最も効果を発揮します。プラスチック(ポリエステル)ボールはほとんど曲がらず、リアクティブのストライクボールに比べてレーン上のオイルの影響をはるかに受けにくいため、狙ったラインの近くを進みます。そのため、1本だけ残ったピン、とくにコーナーピンに適しています。2種類のボールの違いはリアクティブボールとポリエステルボールの比較で、10番ピンについては10番ピンのスペアをより確実に取る方法で詳しく解説しています。

3-6-9スペアシステムの練習方法

  • アプローチのドットを使う:スタートボードを見つけ、移動量を正確に数えるのに役立ちます。
  • 特定のスペアを練習する:たとえば10番ピンなど残りピンを一つ選び、移動と投球を何度か続けて繰り返します。
  • 記録をつける:残りピン、移動量、結果を書き留めます。
  • まっすぐ歩く:このシステムは、毎回同じようにファウルラインまで歩くことを前提にしています。アプローチ中に横へ流れると、正しいボードからスタートしても角度が変わってしまいます。
ボウリングレーンの木の板に描かれたスパットとドットのクローズアップ
ドットとスパットを使うと、板の枚数を正確に数えやすくなります。

安定したアプローチには予測できるスライドが必要

どのスペアシステムも、再現できるアプローチが前提です。そこには最後の一歩、つまりファウルラインへ向かうスライドも含まれます。毎回同じように滑るソールのシューズなら、それがしやすくなります。BOWLIOのボウリングシューズは、アッパーが本革で、両方の靴につま先からかかとまで一枚革のソールを備えているため、左投げ・右投げどちらのボウラーにも対応し、初心者からプロまでお使いいただけます。

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