ボウリングレーンの構造:各部分をわかりやすく解説

アプローチ、ファウルライン、ボード、スパット、ブレイクポイント、ピンデッキ。ボウリングレーンの各部分の役割を公式寸法とともに解説し、狙いを定めるのにどう役立つかをご紹介します。

Michael Spare
Bowling Lane Anatomy: Every Part of a Lane Explained

ボウリングレーンの各部分をひと目で

ボウリングレーンは、ステップを踏むアプローチ、ファウルライン、ボードとスパットのあるレーン本体、そして10本のピンが並ぶピンデッキで構成されています。レーンの両側にはガターがあります。ボウリングレーンの各部分の役割を知っておけば、より正確に狙い、投球を安定して再現できるようになります。以下の寸法は、アメリカボウリング協会(USBC)の規格に基づいています。

アプローチ

アプローチは、ファウルラインの手前でステップを踏むエリアです。長さは最低15フィート(約4.57メートル)あります。

アプローチのドット

アプローチには、ファウルラインから通常12フィートと15フィート(約3.66メートルと4.57メートル)の位置に、ドットが並んでいます。中央のドットはレーンの中心である20枚目のボード上にあります。毎回同じドットから立ち位置を決めれば、アプローチを安定して再現できます。

ファウルライン手前のスライド

最後の一歩で、スライドする足(右投げなら左足、左投げなら右足)がファウルラインに向かって滑ります。これを均一に行うには、ソールが滑る状態でなければなりません。シューズの裏に水分や汚れが付いていると、スライドが引っかかることがあります。

ここではシューズも大切な役割を担います。BOWLIOのボウリングシューズは両方の靴につま先からかかとまで一枚革のソールを備えているため、左投げ・右投げどちらのボウラーにも対応します。ロゴが型押しされた白いヒールは、レーンに跡を残しません。

ファウルライン

ファウルラインは、アプローチとレーンを分ける線です。投球中にこの線に触れたり越えたりするとファウルとなり、倒したピンは得点になりません。多くのボウリング場では、ファウルを電子的に検知しています。詳しくはわかりやすいボウリングのルールで解説しています。

レーン

長さと幅

ボウリングレーンの長さは、ファウルラインからヘッドピンの中心まで60フィート(18.29メートル)です。幅は41.5インチ(約1.05メートル)です。

ボード

レーンは通常、縦方向に並んだ39枚のボードでできています。合成レーンでは、線で同じ目盛りが示されています。ボードは端から数え、20枚目が中央です。ボウラーはボードを使って、立ち位置、狙い、ボールの軌道を表します。

木製レーンと合成レーン

伝統的な木製レーンは、手前とピンのエリアが硬いメープル材、その間がパイン材でできています。現在では、多くのボウリング場が代わりに合成素材のレーンを使っています。

レーンのオイル

ボウリングレーンは乾いていません。レーンメンテナンス機が、レーンコンディショナーと呼ばれる薄いオイルの層を特定のパターンで塗布します。一般的なハウスパターンでは、レーンの中央にオイルが多く、端に行くほど少なくなっています。オイルによって、ボールがどこで滑り、どこから曲がり始めるかが決まります。詳しくは初心者向けオイルパターンガイドで解説しています。

スパットとブレイクポイント

スパット

7つのスパット(矢印)は、ファウルラインから12~16フィート(約3.66~4.88メートル)先、多くは約15フィートの位置でレーンに埋め込まれています。数メートル先のスパットを狙うほうが、60フィート先のピンを狙うより簡単です。そのため、多くのボウラーはボールを投げるときにピンではなくスパットを見ています。

ブレイクポイント

ブレイクポイントとは、ボールが滑るのをやめ、ピンに向かって曲がり始める地点のことです。その位置は、オイルパターン、使うボール、そして球速によって変わります。スパット、ドット、ボードのガイドでは、これらの目印を組み合わせて使う方法を紹介しています。

ピンデッキ

ピン

10本のピンは三角形に並び、中心から中心までの間隔は12インチ(約30.5センチ)です。ピン1本の高さは15インチ(約38センチ)、重さは3ポンド6オンスから3ポンド10オンス(約1.53~1.64キロ)です。

ヘッドピンとポケット

1番ピンであるヘッドピンは、20枚目のボード上に立っています。ストライクを取るため、ボウラーはその横のポケットを狙います。右投げなら1番ピンと3番ピンの間、左投げなら1番ピンと2番ピンの間です。ポケットに当てる確率を上げる方法は、ストライクポケットに当てるの記事で解説しています。

キックバック

ピンデッキの横にある側壁は、キックバックと呼ばれます。ここに当たったピンが跳ね返ってデッキに戻り、ほかのピンを倒すことがあります。

各部分の連携

1投は、アプローチで選んだドットから始まり、ファウルライン手前のきれいなスライドを経て、ボールを狙いのスパットの上に通し、ブレイクポイントを経てポケットへと向かいます。これらの目印を知っておけば、投球を的確に修正できます。さらに基本を知りたい方は、初心者向けボウリングガイドをご覧ください。

Share